京野 誠 「ひとつえらぶとしたら」

毎日のBetterを目指す〜エンジニアとしてのキャリア、婚活、結婚生活、家事、就職、家族とか〜

「はじめてのおつかい」を観た

成人式の3連休で実家に帰ったので久しぶりにテレビを観た。(僕はテレビを持っていない。)

テレビをつけたら、たまたま「はじめてのおつかい」が放送されていた。
MCは所ジョージだったのだけど、劇的ビフォアアフター然り、基本用意したVTR流してへぇとかはぁとか感想述べる番組になぜあんなにタレントさんが必要なのか解せない。まぁ「学校へ行こう」のみのもんた然り、あの立場になるまでの道のりが大変でね…ということなのかもしれないが。
 
個人的には、番組内で出てきた様々な子どもの観察がとても面白かった。
3歳でも用事を聞いて正しくおつかいできる子はいる。基本的に大人は子どもを馬鹿にしすぎなのだと思う。大人が思ってるより子どもって大人のことよく観察しているし、分かってるんだと思う。ときどき大人にとって不可解な行動をとるかもしれないけれど、それは子ども本人の理論には則った行動なのだと思う。
 
さて、中でも僕の興味は、なぜその子はその判断を下したのかということだ。
例えば、カレーを作るのにセロリと生姜を買ってきてってお願いされた女の子は、なぜかセロリ、生姜に加えて、お味噌汁の具(味噌、お麩、豆腐と間違えて角砂糖)とたい焼きを買って帰る。彼女はどうして頼まれたもの以外買おうと思ったのだろう。
みかん畑を持つ家の男の子は、みかんジュース作ってきてと言われたのに、家に戻って1時間犬を追いかけ回して遊んでしまう。彼はどうして途中で投げ出してしまったのだろう。さらに電話が鳴ってお母さんが「できた?」と聞くと「うん、できてる」と嘘をついてしまう。彼に嘘を言わしめているのは何なのだろう。その後、おもちゃを持って外に出ようとしたところでまた電話が鳴り、お母さんに叱られて結局みかんジュースを作る。しかし頼まれた満タンではなく半分以下で持っていく。彼はどうして半分で良いと思ったのだろう。疑問は尽きない。
 
僕は子どもが形成するそれぞれの理論には理由があると思っていて、それには教育が大きく影響しているのではないかと思っている。
だけど番組的には、身体が弱かった女の子が重たい買い物袋を持ってお母さんのもとへ、であるとか、やんちゃ坊主が最終的にはジュースを作ってみんなが美味しかったね美談にまとめられ、親は嬉し涙を流す。
個人的にはせっかくの実験をもっとロジカルに紐解いてみてほしいなと思う。
 
さいごに、「食べ物を入れた鞄を引きずらない」とか「建物に入るときに要らないものは置いていく」とか、普段の言い聞かせが要所要所で効いている点が興味深いと思った。まるで動物のしつけ(言語化できる分多少高度)だが、繰り返しの言い聞かせは効果的なのだろう。ただし、適用ポイントに応用は効かない。
 
その子の素質に加え、兄弟構成や親の教育方針、普段周りにいる人間の行動や言動など、色々なものに影響を受けながら大人になっていく。
素養と環境と、人の成長はとても興味深い。
 
いずれにしても、子ども中心の番組は台本がないので面白い。